【第8回】生成AIはもう特別じゃない
検索・議事録・資料作成に“自然に溶け込むAI”を俯瞰する
こんにちは、かったんです。
これまでの講座では、
- テキスト生成
- 画像生成
- 音声生成
- 音楽生成
- 動画生成
- コード生成
と、生成AIを分野ごとに見てきました。
第8回では、少し視点を変えてみたいと思います。
今回のテーマは、
「気づかないうちに、もうAIを使っている世界」です。
生成AIは「専用ツール」だけのものではなくなってきた
生成AIというと、
- ChatGPT
- Gemini
- Claude
- Midjourney
といった「AI専用サービス」を思い浮かべる人が多いと思います。
もちろんそれは間違いではありません。
ただ最近は、それだけではなくなってきました。
実は、
- 検索
- 議事録
- 資料作成
- デザイン
- 日常業務ツール
こうした普段使っているサービスの中に、生成AIが自然に組み込まれ始めているんです。
検索 × 生成AI|「調べる」から「まとめてもらう」へ
代表例が、検索の進化です。
代表的なサービス
- Perplexity
- Google(AI Overviews / Gemini連携)
- ChatGPTの検索機能
従来の検索は、
キーワードを打つ
↓
サイトをいくつも開く
↓
自分で情報を整理する
という流れでした。
生成AI検索では、
質問をそのまま投げる
↓
要点をまとめて返してくれる
という体験になります。
検索が苦手だった人ほど、恩恵が大きい分野だと感じています。
議事録 × 生成AI|「書く」作業から解放される
次に、議事録・文字起こしです。
代表的なサービス
- Notion AI
- Zoom AI Companion
- Microsoft Copilot
- Google Meet(文字起こし・要約)
会議や打ち合わせで、
- メモを取りながら話を聞く
- あとでまとめ直す
この作業、かなり大変ですよね。
生成AIが入ることで、
- 音声を自動で文字起こし
- 要点を整理
- 決定事項やTODOを抽出
といったことが、半自動〜自動でできるようになっています。
プレゼン・資料作成 × 生成AI|「白紙」から始めなくていい
代表的なサービス
- PowerPoint(Copilot)
- Googleスライド(Gemini)
- Canva AI
たとえば、
- テーマを伝える
- 箇条書きで要点を書く
だけで、
- スライド構成
- 見出し案
- デザインのたたき
をAIが作ってくれます。
「0から考える」ではなく、「たたきを整える」作業に集中できるのが大きな変化です。
デザインツール × 生成AI|専門スキルがなくても形になる
代表的なサービス
- Canva
- Adobe(Photoshop / Illustrator / Firefly)
画像生成、レイアウト提案、写真補正、不要物削除など、
これまで専門ソフトが必要だった作業が、
かなり直感的にできるようになっています。
この回で伝えたい一番大事なこと
第8回で一番伝えたいのは、これです。
生成AIは、
「特別なことをする人の道具」ではなく、
「仕事や作業の中に溶け込む存在」になりつつある。
もう、
- AIを学ぶ
- AIを使う
というより、
気づいたらAIと一緒に作業している
そんなフェーズに入り始めています。
まずは「今使っているツール」を見直してみる
いきなり新しいAIサービスを探さなくても大丈夫です。
- Microsoft
- Canva
- Notion
今あなたが使っているツールの中に、
すでにAI機能が入っている可能性はとても高いです。
まずは、「どこにAIがいるか」探してみるだけでも十分な一歩です。
次回予告|AI自動化へ
次回、第9回では、「AI自動化」をテーマに進みます。
- AIを単発で使う
- 作業のたびに指示を出す
そこから一歩進んで、
- 流れとして任せる
- 繰り返し作業を自動化する
そんな考え方を、初心者目線で整理していく予定です。
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