こんにちは、かったんです。
前回のメールで、
「自分の声で音声AIを作ることは可能」
という話をしました。
今日はもう一歩進めて、
**実際に使われている具体的なサービス例**を紹介します。
あくまで
「こういう選択肢があるんだ」
と知るための内容なので、
今すぐ全部理解しなくて大丈夫です。
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■ 自分の声AIを作るサービスは、大きく3タイプ
まず整理すると、
自分の声AIを作れるサービスは
だいたい次の3タイプに分かれます。
1. 初心者でも比較的触りやすいもの
2. クオリティ重視・実務向け
3. 技術寄り・上級者向け
順番に見ていきます。
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■ ① 初心者でも比較的触りやすいサービス
● ElevenLabs
最近いちばん名前を聞くことが多いサービスです。
・数分〜数十分の音声で声クローンが可能
・操作がシンプル
・ナレーションや動画向き
「自分の声AI」を
**一番イメージしやすい形で体験できる**
サービスだと思います。
将来、
YouTubeや音声コンテンツで使いたい人は、
ここが最初の候補になりやすいです。
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● Play.ht
こちらも音声生成に強いサービスです。
・声の登録が比較的簡単
・文章を読ませる用途に向いている
・ブログ → 音声化との相性が良い
「自分の声で記事を読ませたい」
という用途なら、かなり現実的です。
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■ ② クオリティ重視・実務向け
● Resemble AI
少しプロ向け寄りですが、
・声の再現度が高い
・感情や抑揚を調整できる
・商用利用を前提にしている
という特徴があります。
企業ナレーションや、
本格的な分身AIを考えるなら、
このレベルのサービスが視野に入ります。
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● Murf AI(声クローン機能)
・プレゼンや解説動画向け
・ビジネス用途に強い
・安定した品質
「自分の声で説明する動画」を
量産したい場合に向いています。
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■ ③ 技術寄り・上級者向け
ここから先は、
「自分である程度調べたり試したりできる人」向けです。
● Open-source系(例:RVC、TTSモデル)
・自分で音声データを集める
・学習させる
・環境構築が必要
自由度は高いですが、
正直、最初からここを目指す必要はありません。
「仕組みを理解したくなったら」
くらいの位置づけでOKです。
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■ YouTube動画は使えるの?
よくある質問ですが、
**自分のYouTube動画がたくさんある場合、かなり有利です。**
・声の量が多い
・話し方のクセが出ている
・感情表現が含まれている
という理由からです。
ただし、
・BGMが大きすぎないか
・他人の声が混ざっていないか
この点は注意が必要です。
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■ 大事なのは「今やるかどうか」ではない
ここまで読むと、
「いつか作れそうだけど、まだ早いかも」
と思うかもしれません。
それで、まったく問題ありません。
自分の声AIは、
・音声生成に慣れてから
・動画や発信を始めてから
・必要性を感じてから
で十分です。
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■ 今のおすすめ立ち位置
今の段階では、
・ChatGPTなどで音声生成に慣れる
・他人の声で試す
・「こういう未来がある」と知っておく
これだけでOKです。
自分の声AIは、
**ゴールではなく、選択肢のひとつ**です。
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音声AIは、
使えば使うほど
「後から効いてくる」分野です。
今日のメールが、
あなたの中で
「自分にもできそう」という感覚を
少しでもつくれていたら嬉しいです。
また次のメールで。

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