これからの人生について

はじめまして、片山です。これからShortProgramという名前でネットスキルの教室をつくっていきたいと思います。

僕は昔、人生をよくしたくて大学の先生を目指したり医者を目指したりして勉強をしました。でもどちらもあと一歩のところで実現することはできませんでした。

27歳のとき、次の人生を模索していた頃、インターネットのすごさに気づき、パソコンやITの分野で新しい人生をつくっていきたいと願いました。

今はプログラマーもすごいですがそれよりも企画をたてる人が一番すごいと思っています。ただその頃はプログラミングが一番すごいと思っていたのでプログラミングを最優先にしてデザインとともに独学で勉強しました。

それまで苦手だったパソコンもどんどん得意になって自信をつけていきました。でも本を読んでその通り動かして自分なりにアレンジしたり知識をつけていくことはできましたが、自分の思うようなサイトをつくることはできませんでした。あるとき一緒に仕事をしてもらったプログラマーの仕事の様子やコードをみて絶望しました。お客さんのあとからあとからでてくる無理難題に次々と対応解決したり、本に書かれているのとは全く違う長さのコードをつくりあげたりしていました。自分には絶対にできないと思い、それよりもネットビジネスの方に舵をきりました。

自分のやろうとした仕事でうまくいけばよかったですが、なかなか成果を出すことはできず年齢だけをかさねて恥ずかしい人生を歩んでしまいました。人生の大事な時間を失っていくことに焦りを感じたり、こんなはずじゃなかったと後悔を重ねてこれまで生きてきました。

自分の望んだ成果を一切だせないまま年齢だけを重ねてしまい、職種はなんでもいいので正社員として就職しながら自分のやりたいことをやろうとしました。

就職するといっても年齢も年齢で大したスキルもないので苦労すると思いましたが、持ち前の努力とあきらめのわるさで探し続けようとしました。そんな中ありがたいことに、お世話になっている方から木材加工の機械を扱う会社に就職させてもらえる話をいただきました。僕を救う形で声をかけてもらえたのでその方には本当に感謝しています。

しかしながら、一度そう決まると「その会社でがんばろう」という気持ちと「これでいいのだろうか」という悩みで葛藤してしまいました。そして僕はやはり自分の本当に好きなパソコンの道でこれからの人生を生きたいと思ったのです。

僕は生活や将来の安定を捨てて、これから苦労することを承知でその会社への就職を謝罪とともに辞退させていただきました。そしてネット企業への就職を目指したり、それができなくても自分でネットビジネスやプログラミングの道で仕事をつくっていけるように目指しています。

まずは自分でも勉強と実践を重ねながら、その知識や経験を教えるスクールをつくったり発信をしていきたいと思っています。

僕自身、現在は十分な知識スキルや経験もありませんし、世の中にはドットインストールやプロゲートなどすごいサイトがたくさんあります。それだけなくすごいスキルをもって製品やプロダクトをつくっているプロのプログラマーやデザイナーの方もたくさんいらっしゃいます。

それに比べて現状の僕がつくるものや教えられることなどたかが知れていることは承知していますが、それでも今の自分にできる精一杯の努力や発信を続けながら、人や社会に貢献できるような人生をつくっていきたいと願っています。

もう一度、自分の決めた道で挑戦したい。昔願った理想の人生を実現したい。そしてお世話になった方々にいい報告を続けられるようにがんばっていきたいと願っています。

皆さんの役にたてるように、そしてこれまでのだめだった自分をかえて新しい人生をつくっていけるように精一杯がんばりますので、これからどうかよろしくお願いいたします。