僕のパソコン教室の一人目の生徒は僕自身と大学生の甥っ子です。彼に対して、僕はプログラミングの勉強を始めるように指示を出しました。
本来であればパソコンの初歩的な使い方や、ワードエクセルあたりからはじめることもできます。それなのになぜプログラミングをやるように指示したのか。それはプログラミングができると世の中で重宝されたり、パソコンの他の技術を学ぶときも自信がつくからです。
2010年、僕がパソコンのスキルをはじめて学ぼうと思ったとき、パソコンスキルを大きく4つのジャンルに分類しました。
1.オフィス(ワード、エクセル、パワポなど)
2.デザイン(フォトショ、イラレ、インデザイン、プレミアなど)
3.プログラミング(HTML/CSS,Javascript,PHPなど)
4.ネットの知識(ネットに関するありとあらゆる知識)
1のオフィスは会社で働くときにできて当たり前のスキルです。2のデザインと3のプログラミングができると強い。デザインができると「パソコンに詳しい」と言われます。でも僕はパソコンで最もすごいのはプログラミングだと思っています。プログラミングができると「神」といわれるようになります。自分の分身を作り出して、自分のかわりに仕事をさせることもできますし、自分の能力以上の仕事をさせることもできます。
その後、2010年以降iPhoneができたり、SNSができたりしました。SNSを使いこなせる人もすごい。僕は苦手です。そして今、AIやメタバース、Web3などがでてきて、これからはこれらを使いこなせる人が勝っていく時代になるでしょう。そのなかでもすごいのがとくにAIです。最近でてきたChatGPTなどの生成AIも最低限使えないと仕事にならなくなるでしょう。
10年前僕はプログラマーはすごいと思いましたが、それよりもすごい人がいます。それは社長やマーケッター、ネットビジネス、企画をたてる人です。自分で仕事を生み出し、そのためにプログラマーを使える人はもっとすごい。
SNSやネットビジネスに取り組むのもいいですが、いざそれらの知識をもとに就職先をさがそうとすると募集している会社は少ししかありません。AIの仕事も今後は増えますが今はまだまだ求人が少ないです。
なので僕は少し守備にまわった言い方をすると、僕はまずプログラミングをしてパソコンに強い自分をつくるといいと思うのです。就職口もさがしやすいのですし、ネット系でなくどんな仕事についても重宝されるからです。
さて僕自身はどうするかというと、ほんとはネットビジネスとAIなどの先端技術をやりたい。しかし今の僕は就職も考えながらスキルを磨いていかないといけません。なので、目先の就職のためにWebを中心としたプログラミングとデザインを学びます。しかし長期的な目線では先端技術(AI、メタバース、Web3など)を重視して学びます。そしてネットビジネスにも取り組み自分の事業づくりをやっていくつもりです。
大学生の彼は、今までのWebやアプリのプログラミングよりも、今後をみすえて先端技術(AI、メタバース、Web3など)を学びまくるのもありだと思います。ただパソコンを学ぶからといってワードやエクセルを学ぶよりは、それらは使っていれば自然とできるようになるので、それよりプログラミングを意識して学ぶといいという意図で、まずはそのひとつであるHTMLから学ぶように指示をしました。
ということで今回、なぜ僕がプログラミングを教えているかという話をしました。僕の指示も受けながら自分でも考えながら、やることを選んでネットスキルを高めていってほしいと思います。
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